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2016'03.26 (Sat)

さよなら清水

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一昨日、息子の引越しの手伝いに静岡に行ってきました。
息子は小さいときから学校が大好きで、(勉強は決して好きではなかった)とうとう大学にいたっては卒業してからも3年、計7年間通っていたようです。
私はてっきり6年間だと思っていたのですが。

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静岡に様子を見に行ったのも最初の2年ぐらい。
あとはほったらかしの状態で、久しぶりに訪ねたあのきれいな新築ワンルームマンションはドロドロに汚れて変わり果てていました。

そんな息子と久しぶりのランチ。
漁師めしの海鮮丼と、

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私の好物のしらすのかきあげ。
どれも新鮮すぎて、口の中が生臭くなりました。

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午後からは無理を言って大学内の散歩につきあってもらいました。
春休みということで人影もほとんどなく、ただでさえ殺風景なキャンパスがさらに寒々しい。
でもこの木のベンチが懐かしいです。
試験につきそって終わるまで4時間ほど、ここでどうやって時間をつぶしたのか思い出せないほど待ったベンチです。

自宅を離れてから7年間、この土地で無事に過ごせて本当に良かったです。
お世話になりました。

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21:27  |  〇太郎を追いかけて  |  TB(0)  |  EDIT  |  Top↑

2012'05.15 (Tue)

「望星丸」オープンシップ♪

東海大学オープンシップ20120513 (17)


この前の日曜日、快晴の名古屋港に息子の大学の調査船「望星丸」が寄港し一般公開されるので見に行ってきました。

「望星丸」は大学が所有する海洋調査研修船で、全長87.98m・国際総トン数2174トン・最大速力19.1ノット。
息子○太郎が去年、海洋実習で南太平洋を1周してきた船です。

外からは去年帰ってきた時に、清水まで見に行ったので知っていますが、今回はオープンシップということで、船内および海洋観測機器見学できるので、○太郎が一体どんなところで40日間過ごしていたのかしりたくて、はるばる名古屋港まで出かけました。

多治見から名古屋港は意外と速く、JRと地下鉄で1時間で着きました。
セントレアのほうが、もう少し遠いです。


乗船する前に簡単な受け付けがあり、先着100名に「望星丸」のジグソーパズルをプレゼントされるのですが、私が行った11時にはもうありませんでした。
1時間で100人も絶対来てないと思った私は、必死に息子のことを話しました。
学科はもちろん、研究室の教授の名前、去年この船で海洋実習に参加したこと、中が見たくてはるばる岐阜から来た事などなど・・・
でも、ないものはないと言われました。
がっかりです。

仕方なくここはあきらめて、乗船しました。


東海大学オープンシップ20120513 (4)


こういう制服の学生が、船内を案内してくれます。
まずは操舵室ではい、ポーズ。
多分、船の操縦士を目指している子達だと思います。(間違ってたらごめんなさい。)
よく○太郎は船長をめざしているのかとか、漁師になりたいのかとか聞かれますが、息子はそうではありません。
よくわかりませんが、多分絶滅危惧種の繁殖とかやっていると思います。

東海大学オープンシップ20120513 (5)


左はよくわからないけど神棚がある部屋。
真ん中は大食堂兼大講義室。
右はデッキ。

東海大学オープンシップ20120513 (8)


左はよくわからないけど上からのぞいた感じ。
右はドライラボラトリ。

なんだかよくわからない部屋がいっぱいあります。
どれもこじんまりしていて、よくこんなところに(しかも海の上)40日間も覚悟して200人近い学生やらなんやらと生活していたな~と感心しました。
しかも一度も船酔いなしで。
私が見学している時も、時折足元がぐらぐらっと揺れました。



東海大学オープンシップ20120513 (10)


甲板では、ロープワーク体験と水深1000メートルの水圧を再現し、カップヌードルの容器がどのように変わるのか簡単な実験を見せてもらいました。
子供たちはそれなりに喜んでいましたが、私はいまいちでした。

今回は「望星丸」を一般公開して船の上でのオープンキャンパスということですが、もう少し中味に工夫があったら良かったと思います。
進学相談とかもやっているとのことですが、自分から聞いていかないと何も手ごたえはないと思いました。

就職相談とかやってないかな~と案内の人に聞いてみたんですが、やっていないとのこと。
ここまできて、船だけ見て帰るのではもとはとれないとがっかりして船から降りたその時・・・

東海大学オープンシップ20120513 (16)


な、なんと学部長のK先生が暇そうに(失礼)ベンチにひとりで座っているではありませんか。
この機会を逃してはなるまい。
これぞ、私が期待していた瞬間です。

「こんにちは、K先生ですか?」

私は勇気をだして声をかけました。
先生とは4年ほど前のオープンキャンパスの時にお話をした時以来です。
覚えているわけありません。
でも私は知っています。
というか、K先生しか知らないのです。

「就職相談があるかと思ってきたんですが、なかったんですね。」
「よかったら聞きますよ。なにか・・・」

私は必死に今の○太郎のことを話しました。
ていうか、K先生の方がよくしゃべられました。
炎天下の元、私は1時間近くも就職のこと、進学のこと、地震のことなど話をうかがうことが出来ました。


東海大学オープンシップ20120513 (21)


おまけです。
同じガーデンふ頭に、南極観測船「ふじ」が係留していました。
この船は海上自衛隊所有のもで、南極物語でおなじみの「宗谷」の2代目です。
タロ・ジロの銅像がそばにありましたが、これは「宗谷」ではありません。


というわけで、「なんや、つまらんかったな~」がいっきに「行ってよかったわ~」に激変した1日でした。
先生、暑い中私の為にお時間さいて下さってどうもありがとうございます。
つくづく、なんでもやってみるもの、行ってみるものと思いました。
みなさん、とにかく実行あるのみです。
というわけで、この日は思いがけずひとり就職相談が実現できたのでした。
もちろん愛する○太郎が40日間過ごした船を中まで見ることができて、すこしでもつながった気がしてうれしかったのは言うまでもありません。

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2012'03.25 (Sun)

○太郎帰る(泣)

昨日、○太郎は帰りました。
お互いに名古屋に出るので、一緒に出かけてお昼をごちそうしてやろうと思い、ネットであれこれ下調べ。
たかが息子とランチを食べるだけなのに、妙に緊張してあれこれ段取りを確認している自分がいます。
予約をいれたり、MAPを印刷したり、まるでデートです。


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あっさり和食好みの○太郎の為にタワーズ12階の回転ずしの「嘉文」に決定。

今、回転寿司ってどこもほとんどがタッチパネルになっているんだってね。
慣れない手つきで、おそるおそる操作して注文。
一番怖いのは、操作より金額。


IMG_3672.jpg


二人で注文金額を確認しながらの発注です
1貫105円のノリで注文してもらうと困るのです。

けなげに○太郎は腹7分目あたりでとめてくれました。
あ~なんとも情けない母親

いつか「食え食え吐くまで食っていいぞ」と言える母親になりたいと強く心に思いました。

教室の時間がせまっていたので、ホームまで送ってやることもできず、すぐお別れしました。
考えてみると、駅でのお別れは初めて。

人ごみの中にだんだん小さくなっていく○太郎をの後ろ姿を見て、柄にもなく涙がこみあげてきました。
つくづく私の弱点は、息子○太郎だと実感しました。

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2011'03.28 (Mon)

〇太郎、帰国する♪

27日に○太郎が帰国しました。
厳密には、26日に駿河湾内に帰っていたのですが税関等の手続をすませてからですから、正式の帰国は27日になるそうです。

で、出発の時は仕事で見に行くことができなかったので、昨日こっそり(と言っても、一応知らせておきましたが)清水港まで様子を見に行ってきました。

○太郎 海洋実習


これは着岸してからの画像だと思いますが、大学のHPから無断拝借いたしました。(ごめんなさい)
中央に誇らしげに立っているのが○太郎です。
ラッキーな写真が手に入りました。

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こちらは私が撮った望星丸
富士山を背景に撮りたかったのですが、こんなに快晴でも雲が邪魔をしてこの日も富士山を見ることはありませんでした。

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風が強く寒い中1時間ほど立って、下船の様子を見ていました。

生徒たちの箱に詰められた荷物が次から次へとヤマトのトラックに積まれていきます。
荷物の次には、畳なんかも船から運び出されました。
一体何に使っていたんでしょう。

そうこうするうちに救急車が1台横づけされました。
具合の悪くなった生徒が出た模様です。
立っているのも精一杯という感じでした。
幸いご両親が迎えにこられているようでした。
かわいそうに・・・でも航海中でなくて良かったです。


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いよいよ生徒たちが下船し、待機していた送迎のバスに乗り込みました。
遠方のキャンパスから参加していた子たちです。
ここでお別れして、それぞれの地元に帰っていくわけです。

ここでドラマチックな1シーンが見られました。
送る側、送られる側がもう涙涙で別れをおしんでいるのです。

41日間を一緒に船上で過ごした、もともとは全然知らなかった者同士です。
固いきずなで結ばれたんでしょうね。
「なんと、純粋・・・」おばさんはちょっと気恥ずかしかったです。
とても外部の人間が入れる隙はありませんでした。

そう言えば前日の○太郎との電話で、○太郎もみんなとの別れが悲しくて悲しくて、さよならパーティーでは泣きまくったそうです。
心から「楽しかった」と○太郎は言いました。
私はそれを聞いて、何よりもうれしかったです。
何をしてきたのかさっぱりわかりませんが、それだけ聞けたら充分なんです。


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そ、その時です。
ふとデッキのほうに目をやると○太郎がいるではありませんか
こちらを見ていました。

前日の電話では、下船してからはみんなと集まり飲みに行ったりするし会えないと言われていたので、会えないのは覚悟ででかけたのですが、デッキに出てきてくれて一目見ることができてホントに良かったです。
会って話をすることはできませんでしたが、元気そうなさわやかな顔をみれて何よりです。

電話では「誰も来ないよ」なんて言って、来てほしくなさそうでしたがけっこう沢山の親やおじいちゃん、おばあちゃんまでもが来ていたのです。
一時は、○太郎に嫌がられて行くのをやめようかと思いましたが、やっぱりどうしもこの目で見ておきたかったのです。

新幹線使って往復6時間ほどかけて、数秒しか見れなかったけど行って良かった

かくして○太郎の41日間の海洋実習は無事終わりました。


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タグ : 望星丸清水

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2011'02.15 (Tue)

涙の出港式

東海大学『第42回海外研修航海』出港式


明日からの三越の搬入のために、名古屋栄のホテルに泊まっています。

色々書きたいことはあるのですが、今日は○太郎の大切な日でもあるので、先にそれを書いておこうと思います。
実は今日は、大学の研修航海の出港式の日だったのです。

お見送りに行きたかったのですが、仕事のため行けませんでした。
それに本人に聞いたら、「誰も親は来ないよ」って言ったので行きませんでした。

東海大学『第42回海外研修航海』出港式.2jpg


でも・・・・・


この写真を見たら泣けてきた。


41日間も日本を離れるのに、初めての船の旅なのに。

毎日忙しくて、何にもしてやれてない。
なんて非情な母親なんだろうと、泣けてきました。

やっぱり見送るべきだったんじゃないか。
「いいよ」と言われても、物の影からでも見送ってやるべきだったんじゃないか。

離れて暮らしていると、不憫に思えるのです。
多分○太郎は、私が心配するほど何も苦労していないんだと思うけど、何も言わないだけに不憫に感じるのです。

思い起こせば、○太郎は小さなときから学校行事の好きな子でした。
おそらくどんな小さな行事でも、たとえそれが自由参加のものでも、すべて積極的に参加し楽しんできた子です。

反対に私はそういう行事が大嫌いでした。
だから、つい無理してるんじゃないかとか、友達に合わせてるんじゃないかとか思ってしまうんですが、どうもそうではないようです。

今回も、口では「まあまあ楽しみ~」とか言ってますが、おそらくめちゃめちゃ楽しんで帰ってくるんでしょう。



1枚目の写真、一番後列の右から3人目が○太郎です。
間違いない。
命かけてもいい。

三越にむかう中央線の中で、この写真をケータイで見たとき、思わず涙があふれてきました。

この写真、大学のホームページから拝借しました。
無断でごめんなさい。

無事帰ってくることを祈るばかりです。
船から送られてくるメールマガジンが楽しみです。



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タグ : 研修航海

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